ご相談者
名前 | 安田 義弘さん(仮名) |
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紹介 | 当時65歳 / 男性 |
お住まい | 大阪府枚方市 |
物件 | 大阪府枚方市戸建 |
ご職業 | 無職 |
残債務 | 大阪信用保証協会1500万円 |
自己破産を申し立てて既に10年が経過したにもかかわらず今更競売を申し立てた競売事件を何とか任意売却できた珍しい事例(令和2年12月解決)
経緯と相談内容
枚方市に競売を申し立てられた古い家に行ってその家のご主人であり、家の所有者である安田さんからお話を聞いて私はずっと首をかしげていました。なぜなら安田さんは約10年前に自己破産を申し立てて既に免責の許可を得ていました。一体何を根拠として競売を申し立てているのか二人でずっと考えていましたが、単なる債権者側10年間のミスということを思いついてそれを安田さんにご説明しました。案の定、翌日に大阪信用保証協会に連絡したところ、原因不明だが確かに競売を申し立てるのを当時失念していたという返答が来ました。大変珍しいことでした。
ご相談者の希望
1、競売を回避したい
2、引っ越し費用が欲しい
任意売却の流れと結果
現在の安田さんの担当者と10年前の担当者は違うので、現在の担当者からすれば少しでも債権を回収できれば御の字だと思います。枚方の不動産を古家付土地で販売したところ不動産業者が買い取るということでした。所有者である安田さんも競売申し立てを取り下げることができ、買主の業者も比較的安い値段で買い取ることが出来、大阪信用保証協会の現在の担当者もお手柄ということで、全員決済のときは喜んでいました。
最後に
今回のようなケースは大変珍しく、最初の接客のときは本当に考えさせられました。
またこれからもこのようなケースは出てくるなと思いました。