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ご相談者
名前 | 矢口 広美さん(仮名) |
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紹介 | 当時57歳 / 女性 |
お住まい | 向日市上植野町 |
物件 | 向日市上植野町戸建 |
ご職業 | パート従業員 |
残債務 | クレジットカード借り入れ総額 残350万円 |
生活費のためにクレジットカードで借り入れていたが返済が出来なくなり、競売を申し立てられたが任意売却でリースバックが実現した事例(令和1年10月解決)
経緯と相談内容
夏もそろそろ終わろうといているが残暑が厳しい昼間に競売を申し立てられた家を訪問した私は、お留守だったので弊社資料だけをポストに入れて事務所に帰りました。おそらく反響は来ないだろうと思っていたからです。なぜなら登記簿謄本の内容がいつでも競売を取り下げ出来そうな内容だったからです。少額の借り入れということは想像できました。
しかし後日不動産所有者から連絡が来てお話を聞いているうちに少し本格的に危ないと思いました。所有者の矢口さんはパート従業員で生活が苦しく、少額の借り入れでも競売を取り下げできる能力が無いと判断したからです。矢口さんが引っ越しはしたくないとおっしゃったのでリースバックが出来るよう任意売却を進めるとお伝えしました。
ご相談者の希望
1、競売を回避したい
2、リースバックを実現したい
任意売却の流れと結果
私はリースバックを実現してくれる買主不動産業者を探しました。その業者は割安でその不動産を購入できるのですぐに契約出来ました。債権者はお金さえ返してもらえばそれでいいので、あとは買い取った不動産業者と矢口さんとの賃貸借契約の内容です。家賃がお互い納得するような金額ならすぐに決済できます。家賃の問題も解決できたので無事に決済が終了しました。
現在
矢口さんには息子さんと娘さんがいらっしゃるみたいなのでもしかしたらどちらかと同居いているかもしれません。お元気であることを願っています。
最後に
少額の借り入れで家を競売で取られてしまう人は少なからずいらっしゃいます。中にはたった30万円の借り入れで時価数千万円の家を競売で失う方もいらっしゃいます。
大変厳しい現実です。