解決事例CASE

ご相談者

名前立道 春江さん(仮名)
紹介当時81歳 / 女性
お住まい京都市北区
物件京都市北区戸建
ご職業無職
残債務東和企業組合  500万円

高齢の母が住んでいる不動産を担保に息子が借金していたが支払いが滞ったために競売を申し立てられたが、新たに家主となってくれる買主を探してリースバックで競売申し立てを取り下げた事例(平成29年6月解決)

経緯と相談内容

京都市北区紫野の趣のある専用通路を通った突き当りの昔ながらの家に一人の高齢女性が住んでらっしゃいました。立道さんという女性でした。しかし、弊社が訪問した理由はその家が競売にかけられたために任意売却の営業としてです。そもそも立道さんは借金などしておりませんでしたが、よそで暮らしている息子が実家を担保に借金をしていたために競売にかけられたのです。所有者である立道さんという女性は高齢のために状況が把握できていないために借金をした息子を窓口として任意売却のお話を進めました。もちろん、高齢なので引っ越しは不可能なので住み続けられる「リースバック」前提で任意売却を弊社にお任せになられました。

ご相談者の希望

1、競売を回避したい
2、家に住み続けたい

任意売却の流れと結果

債権者側の東和企業組合は弁護士を代理人としていました。債権者側は要はお金の問題なのでお金を支払えば問題ないのですが、「リースバック」で新たな家主を探すのが大変でした。なかなかそのような都合のいい買主はいません。弊社が直接買い取って家賃を頂いて住んで頂けたら一番良いのですが、当時弊社は金融機関からまだそのような融資を受けることができませんでした。知り合いの不動産業者に何社か連絡して気持ちよく新たな家主になってくれる業者を見つけました。こうして買主と債権者を納得させて「リースバック」を前提とした任意売却が成立したのが平成29年6月でした。

現在

令和5年8月現在時点で実は買主(現家主)から連絡があり、立道さんは引っ越すことになったという連絡をうけました。事情は聞いておりませんが、あれから6年経過したのでもしかしたら入院されるのかどうか気にはなりました。しかし息子さんもいらっしゃるのであまり出しゃばらないほうが良いと思い、特に連絡はとっておりません。

最後に

今回のケースのように高齢の親が住む実家を担保に息子や娘が借金をして競売を申し立てられるケースは意外と少なくありません。目を覆いたくなりますがこれも現実だということをいつも思い知らされるのです。しっかりしなくてはいけないと思います。

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競売を申し立てられると、
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少しでも早くご相談いただくことで任意売却の成功が高まります。

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