ご相談者
名前 | 野沢 浩二さん(仮名) |
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紹介 | 当時63歳 / 男性 |
お住まい | 京都市伏見区 |
物件 | 京都市南区戸建て |
ご職業 | 大工 |
残債務 | 京都信用保証協会 700万円 |
家族4人が住む戸建てが競売にかけられ、無事任意売却できた事例(平成30年9月解決)
経緯と相談内容
野沢さんと知り合ったのは知人の紹介でした。平成27年当時野沢さんは63歳で南区の持ち家が大工仕事をしていた時に作った借金で債権者から競売を申し立てられていました。
本人は既に伏見区内の借家で暮らしていたので競売を申し立てられた家は空き家でしたが、本人の少しでもお金を残したいという希望もあり、弊社に任意売却をお任せになられました。
ご相談者の希望
1、競売を回避したい
2、少しでも手元にお金を残したい
任意売却の流れと結果
野沢さんが所有している家は築年数も古かったので一般の買主はなかなか現れませんでした。そこで弊社と取引のある業者さんに買い取って頂き、リフォームして再販売するということでお話が進みました。債権者の担保抹消の承諾も頂き、無事競売申し立てを取り下げることができ、野沢さんにも「引っ越し費用」名目で現金をお渡しすることが出来ました。
現在
あれから約8年が経過致しました。当時63歳だった野沢さんとは連絡を取り合っておりませんが、きっとお元気で暮らしてらっしゃることでしょう。なぜなら野沢さんは人づきあいもよく、周りの人から助けてもらうことが多いからです。人柄は財産ということを教えてくれた方でもありました。
最後に
ある程度高齢になられた方が競売を申し立てられるケースがままあります。そのたびに何か寂しい気持ちにもなります。しかし、どんな状況でも前向きに前進しないと窮地を脱することはできません。任意売却は窮地を脱する一つの方法です。