ご相談者
名前 | 岩下 知之さん(仮名) |
---|---|
紹介 | 当時42歳 / 男性 |
お住まい | 京都市北区 |
物件 | 京都市北区戸建て |
ご職業 | 団体職員 |
残債務 | 中信ローン保証株式会社 2,300万円 |
家族4人が住む戸建てが競売にかけられ、無事任意売却できた事例(平成30年9月解決)
経緯と相談内容
平成30年の春、京都市北区の戸建てに対して住宅ローン債権者が競売を申し立てました。
所有者は40代の働き盛りのお父さん、お嬢さんはお二人で高校生でした。奥様はご主人をしっかり支えておられましたが、お子さんが一番お金がかかる時期でもあり、住宅ローンを滞納されたという事情がございました。所有者のご主人とお話をして弊社が任意売却を進めることを承諾されました。
ご相談者の希望
1、競売を回避したい
2、少しでも手元にお金を残したい
任意売却の流れと結果
京都市北区という場所もあり、販売開始後は反響が多く買主はすぐに見つかりました。ただし、長い間この北区の戸建てでお住まいだったので荷物やごみが大変多く、またお年頃のお子さんが二人もいるので次の引っ越し先を探すのが大変でした。家賃や間取り、学校との距離など協力してくれた賃貸屋もいたのですが決済後引き渡し猶予期間の一週間ぎりぎりで何とかお引越し完了しました。無事に「お引っ越し費用」もお渡しできたので本当に安心したことを憶えています。
現在
あれから約4年が経過したので当時高校生だったお二人のお子さんはおそらく大学進学か社会人としてご活躍されていることでしょう。また、それ以上にお父さんが必死で働いておられることと思います。
最後に
お子さんがいるということはご両親にとって何よりの励みになることだと今回も思いました。お子さんという「未来」があれば家族力を合わせてある程度の困難も切り抜けられるということを再び感じました。