ご相談者
名前 | 西村 広美さん(仮名) |
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紹介 | 当時38歳 / 女性 |
お住まい | 京都府宇治市 |
物件 | 宇治市中古戸建 |
ご職業 | パート従業員 |
残債務 | 地域信用保証株式会社 850万円 |
不動産所有者が既に自己破産の手続きを終え免責を得たが、債権者が不動産に対して競売を申し立てる前に任意売却で解決した事例(平成28年8月解決)
経緯と相談内容
西村さんは二人のお子さんを育てるシングルマザーでした。パートでお子さんを養い、生活が苦しいので住宅ローンなどの債務から逃れるために弁護士に自己破産の申し立てを頼んでいました。同時に西村さんは所有不動産の任意売却を業者に依頼して引っ越し費用を得ようとも考えておられました。
任意売却専門不動産業者を探しているうちに弊社ホームページが目にとまり、ご連絡頂いたのは平成28年5月でした。
ご相談者の希望
1、競売を回避したい
2、行先のあっせんと引っ越し費用を捻出したい
任意売却の流れと結果
西村さんは金銭的に大変だったため、引っ越し費用を第一希望とされておられました。
また、西村さんのご自宅は築年数が大変古く、宇治市ではいまだ数多く残っている浄化槽での排水処理をしているご自宅でしたので、一般の買主では売れないと判断した私は知り合いの不動産業者に頼んで買って頂くことになりました。
御多分にもれず、弊社が扱うほとんどの不動産は住宅ローンなどの債権のほうが不動産価格より大きい債務超過の状態でした。
しかし、債権者と交渉をして折り合いをつけ、何とか売買契約及び決済を終え、無事に西村さんにお引越し費用をお渡しすることができました。
現在
あれから数年経過した現在、西村さんとは連絡を取り合っていませんが、ご家族は健康に過ごしておられることと思います。
最後に
西村さんのように債権者の競売申し立ての前に破産処理をされてらっしゃる方は多いと思います。
西村さんのケースは債権者が競売を申し立てるだいぶ前に破産処理をされてらっしゃったので任意売却は成功しました。
しかし、競売申し立て直前に破産手続きを開始しますと任意売却はほとんど不可能となります。
なぜこのような差が出来るのか疑問をお持ちの方ははいつでも弊社にご連絡下さい。