
ご相談者
| 名前 | 中田 勝一さん(仮名) |
|---|---|
| 紹介 | 当時55歳 / 男性 |
| お住まい | 北海道 |
| 物件 | 京都市中京区戸建 |
| ご職業 | 自由業 |
| 残債務 | 中信ローン保証2,700万円 |
生活費のためにクレジットカードで借り入れいていたが返済が出来なくなり、競売を申し立てられたが任意売却でリースバックが実現した事例(令和2年1月28解決)
経緯と相談内容
寒さも厳しくなった11月中頃に京都市中京区の戸建てが競売になったと情報を掴んでさっそく任意売却の営業に向かいました。インターホンを鳴らすと中年女性が一人いたのでお話を聞くと、所有者である中田さんの奥様でした。ご主人と連絡がつかず、知らない間に家が競売になって驚いているとのことでした。奥様から連絡先を聞いて中田さんとお話すると今は北海道いいるとのことでした。今までこの仕事をしていて最も所有者が物件と離れている距離でしたので、果たして任意売却可能か私も不安でしたが、奥様の協力もあり、中田様と媒介契約を郵送でやり取りして債権者と交渉を始めました。
ご相談者の希望
1、競売を回避したい
2、引っ越し費用が欲しい
任意売却の流れと結果
家自体は立地条件も良く、お住まいになられている方もきれい好きなので家は販売からすぐに売れました。問題は決済です。契約は郵送でできますが決済は所有者本人が京都市に来て頂いて債権者と会わせなければいけません。
中田さんを何とか説得して北海道から京都駅付近のホテルに来て頂くのに骨が折れました。
しかし、何とか決済も終わって無事に引っ越し費用をお渡しすることが出来て、奥様は実家に帰って行かれました。
最後に
今回のように所有者が遠方のときは任意売却は苦労します。中には所有者が刑務所の中の場合もありました。いずれにしろ、業者がどれだけ頑張るかで決まります。

