解決事例CASE

ご相談者

名前西田 正幸さん(仮名)
紹介当時68歳 / 男性
お住まい京都市
物件京都市内借家
ご職業大工
残債務京都信用保証協会   700万円

自己破産申請前に所有不動産を任意売却し、現金をお渡しできた事例(平成27年8月解決)

経緯と相談内容

紹介で西田さんとお会いしたときは平成27年の春でした。その時は既に長年住んでらした南区の家からお引越しされて同じ町内の借家で奥様と住んでらっしゃいました。
空き家となった家は債権者に担保として提供されていました。
西田さんは長年大工としてご活躍されていましたが、体が言うことを聞かなくなり無職の状態でした。商売で作った借金を清算するために自己破産申請の手前まで来ていました。
私は所有不動産を破産前に任意売却すれば少しでも現金が入る旨をご説明しました。今後の生活もあるので、西田さんは任意売却を了承され、私は債権者と交渉に入りました。

ご相談者の希望

1、競売を回避したい
2、少しでも手元にお金を残したい

任意売却の流れと結果

京都信用保証協会との交渉は常に苦労します。債務超過の状態ですと、先に抹消金額を言ってくれないからです。全額弁済なら話は早いのですが、一部弁済の場合は不動産業者の経験が物を言います。
買主として知り合いの工務店を連れてきて債権者と工務店の折り合いのつく金額を決めて無事西田さんと工務店との売買契約が終わりました。
引き続き決済もすんなり終わりました。最初に交渉で苦労しましたが、それを乗り越えればあとは順調に進みました。もちろん決済後西田さんには現金をお渡しできました。

現在

不動産決済後、西田さんとは連絡を取っておりません。当時は68歳というご年齢でしたが、今でも奥様と仲睦まじくお暮しになってらっしゃることでしょう。

最後に

何度かこの「解決事例」でもお伝えさせて頂きましたが、債務整理前の任意売却は売主にとって有利となります。ほっといて弁護士のいう通り競売にしても一円も残りません。
家が競売にかけられたらまずは任意売却専門の業者にご連絡をとったほうが良いこともたくさんあります。

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競売を申し立てられると、
任意売却できる期間は限られますので、
少しでも早くご相談いただくことで任意売却の成功が高まります。

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